今日母が福岡に帰りました。
東京駅(新幹線派なので)まで送ってきました。
べ、別に寂しくなんてないんだからねっ!
ウソです。
さすがに入院前から一緒だったのでちょっと寂しいです。
ちょっとね。ちょっとだけね。
また時間が経てばすぐに慣れるのでしょうがたった3週間で色々な耐性が
なくなるなんて人は弱いものですね。
なんかの本をナナメ読みしててここだけ印象に残ってるのですが
親の寿命を平均寿命と考えて、お盆と年末に3日ずつ帰省したとします。
全部足しても親に会えるのはもはや1年にも満たないのですよ。
だからこの2ヶ月の共同生活は数年分ですね。
これほどの時間、親がずっとそばにいるなんてことがなかったので
いい年して照れくさいのと変な感じで最初はすごく戸惑いましたが
毎日バカ話したり苦しい時も笑いを見つけたり結構楽しかったです。
とはいってもお互い強がりなので辛いところを見せずにいたから
結果的にそうなっただけなのかもしれませんが。
今回、精神的にも肉体的にも沢山苦労をかけてしまったけれど、
それはこれから親孝行して少しずつ返そうと思います。
まずは母の愛でパンパンになって溢れそうな冷蔵庫をですね、
ぼちぼち片していこうと思います。
★★★
買っただけで一回も履いてない靴を母が見つけて持って帰りました。
一度履いた時に靴のかかとに傷がついたと騒いでいたので
「そんな傷がつくようなところに出かけたっけ?」
と聞いたら
「マルチョウに行った時!」
ほほう。今度は小腸ですか。そうですか。
先日から何度言っても島忠をシマチョウと言い間違えるので
(九州人には馴染みがないのもありますが)
「大腸かよ!」「ホルモンかよ!」と突っ込みいれてましたがついに
シマチョウからマルチョウになりました。
もう全然共通部分ないし…。orz
あー丸腸食べたい。
靴で思い出したけど、運動不足になるからと母は毎日ホテルから病院まで
歩いて来てました。それ以外にも買い物に行ったりうろうろしてましたが。
おかげで靴のかかとが壊れかけたらしく買うにしても途中で壊れたら困るので
応急処置で(ヒマだったのもあり)病院の売店で瞬着を買ってくっつけよう!
とゴソゴソやってました。
瞬着がこぼれて付いたら困るから、と膝に新聞載せて真剣にやってたので
まだ微熱だった私はベッドからぼんやり眺めていたのですが
いきなり大量に出しすぎて両手を固めてました。
キャーキャー慌ててたら今度は膝の新聞が袖口にくっついて、さらにそれを
挽回しようと必死に剥がしていて最終的に
首から提げた面会カードが服にくっついてました。
どうして普通に生きててそんなことが起きるの…。
最終的に私が瞬着流してくっつけました。
病院側も面会カードが瞬着で取れなくなる人なんて想定してないと思います。
さすがに母には勝てそうにありませんが、恐ろしいのはお互いに
「あの子はおっちょこちょいだから私がしっかりしなきゃ!」
と思ってることです。
さてそろそろ九州訛りを抜かなくては。

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