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MEMO兼日記。 2011年8月までの記事は別ブログからのインポートで画像リンク切れてます。
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幸い腫瘍マーカーも正常で経過観察中の部位も前回と変わらず一安心です。

今回絶対大きくなったと思ったんですよね。相当なストレスかかってたので。

意識的に逃がしてたのがよかったのかな?

エコーが終わるまで本当に生きた心地がしませんでした。

先生もすぐにOKといわないからびびって涙目でした。

 

次回の検査では術後1年経過ということで大きな検査が4つあって大変です。

造影剤イヤだなあ。

笑ってしまったのが、朝は血液検査があるのでご飯食べちゃダメ、

昼はCTやるから食べちゃダメって別々に言われたんですけど結局その日は

夕飯まで食べれないってことですよね?

辛いわー。手術前思い出してイヤだわー。

仕事が忙しくて食べれないとかならあんまりおなか空かないんですけど

何にもすることなくてぼへーっと待ってるとえらく空腹を感じるんですよね。

終わったら美味しいものを食べよう!

あ、その前に他の値が引っかからないよう4月からまた禁酒です。

 

帰りは春のポカポカ道だったんです。

昔はこの季節が大好きでよく営業帰りに桜道を歩いて帰ったりしてたんですよ。

でも今は胸が苦しいというか負の感情とか情景が思い出されて好きじゃない。

 

私の特技?と言うわけでもないですが時々記憶が写真のように残るのです。

だからそういう記憶が残ってる場合は本当に細部まで思い出せます。

そのとき居た人、表情、服装など場所によって覚えてるところは違うのですが。

特別なイベントだけというわけではなく、何気ない日常でも時々あります。

ホワイトボードに入ってたペンの数、色、その下においてあったPCの機種とか。

意識してやれるものでもないので何の役にも立ちませんが。

 

去年の春、母と二人でもう治った気分で陽気に手術結果を聞きにいったら

いきなり告知されて早く再手術しないと死にますよって言われたんですよね。

桜吹雪の中、母と二人でフラフラしながら帰った記憶があるのですが、

たぶん私のほうが2-3歩遅れて歩いてたと思うんです。

もうすぐ市ヶ谷の駅が見えます、って場所で本当に特別なものは何もない

場所なのですが周りの情景と母の後姿が思い出せます。

 

息を吸ってるのに息が苦しくて頭がガンガンして目の前は真っ暗で

足元には沢山の薄い桜色が舞っていて、強い風が髪を吹き上げてました。

「これは夢じゃないのか」と黙々と足を動かしながらやっといえた言葉が

「誕生日なのにごめんね。最悪だったね」

だけで、母が

「本当よー。・・・電車にまだ乗りたくないね。もう一駅歩こうか」

と無理して笑ったのが辛かったですね。

自分がしっかりしなきゃと思って絶対泣かないと決めて帰りました。

 

それらが春の柔らかい風と陽気に触れると映像と一緒にぶわっと出てきます。

だから今はまだ苦手なままです。

そうか。もうすぐ一年になるのか。

よく生き延びたもんだ。

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