安保関連のテレビ見てると説明が足りてない、と答えてる人がいるけど、非常に嫌悪感を覚えます。
会社でもよく聞くのです。
「説明が不十分」という意見。
でもこれ2パターンあるのね。
本当に説明がされてない場合、もしくは納得いかない場合で不十分だと声を上げる人は当事者だからすごく怒ってるし改善を求めたり自分でも情報収集に必死です。
当事者ゆえ説明にも真剣に耳を傾けます。
もう一方は違います。
情報が足りなくて言ってるのではなくて、いくらでも情報収集は出来る状況に居たのに、自分からは一切情報を取りにもいかず、説明不足だと言ってる人です。
ただ受け身で流れてきた情報を摘まんでたらそりゃ理解出来るわけないですよ。
何より本人が知ろうとしてないんですから。
有り体に言えば興味がないのね。
だから例えどんなに分かりやすい説明を何度も与えても無駄なのです。
興味がないから知ろうともしない。
でも興味がない、分からない、何となく気に入らないというのは格好つかないから、「分かるように説明をしなかった人(政府)が悪い」という結論で、「説明不足」と言うのです。
説明不足だという人に、では具体的にどこが分からないのか、説明するからと訊くとたいていは
全体が分からない、そういうことじゃない
等とぼんやりとした回答しか返ってきません。
まだこれはマシな方でまともに返せない人がほとんどです。
そりゃそうですよ、何となく自分が気に入らないという感情だけで話してるのですから。
説明不足だと言ってる人が半笑いだったり、そのの理由を言ってない場合はだいたい後者です。
こんな人にいくら噛み砕いて説明しても時間の無駄です。
相手方が分かろうという努力をしないんだから。
だから「全員が納得するまで十分な説明を…!」とか言ってるのを聞くと
そんな日は永遠に来ないよ、知ってるくせに
と生ぬるく見てしまうのでした。
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